例会

2020年-2021年 会長 L森育夫

第45代沼津香陵ライオンズクラブの会長に就任しました森 育夫です。

入会して26年目に入り2度目の会長の大役を仰せつかりました。本年は、45周年の記念の年であります。私自身非常に重荷をしょっての1年間になると感じています。

私が沼津香陵に入った時は、会員78名になりました。今現在は28名の小さなLCになっています。

入会した時は大勢で名前を覚えるのも大変でした。出欠席においても厳しく常に100%出席を目指していました。特に3R1Zでは、出席率について一番指導が厳しいクラブでした。現在では3密の為令和2年はコロナ禍で新しい時代に対応する、取り組みを考えていかなければならないと感じています。

テレワークやライン等使用するインターネットの活用を真摯に取り入れて、進めていかねばならないと考えます。そうした中での奉仕活動について、更なる努力を重ねて身近で誰もが出来る奉仕を行っていく事が急務です。

私達クラブでは、青少年を育成する活動・YCE活動・少年サッカーの取り組み・献眼・献血活動・地域文化事業を柱に取り組んで成果を上げてきました。

今回のコロナでは、例会はじめ役員会はもとより密になる集まりは行わない指導が全国で徹底されました。そうした中でコロナに対して不安や怖さなど死に至る報告が流されるたびに、自粛する方向で運動が一気に冷え込み、地方自治からキャビネットからも、中止の報告ばかりで本来の姿から遠い執り扱いを行ってきました。

こうした中でLC会員は、お互いに大変な時期に分かち合える心を糧に、会員の居酒屋・小料理屋・大衆酒場の支援の為に、弁当の販売手助けを多くの皆さんに声をかけ、売り上げの少ない中での弁当販売の手助けに一役協力してきました。

ただ残念でしたのは、このような時こそLCの連携意識が必要ではなかったかと感じました。

今年度の沼津香陵LCのスローガン「分かち合いの心で❝We Serve❞」

お互いの大変な時期に地域の人達と協働で、青少年育成・植樹・献血・献眼・献腎の奉仕活動に向けて頑張って行きましょう!


 

 


 

メッセージ

2018会長 加藤修一

One for all、 All for future

 ~~ 私達は未来(あす)に向けて奉仕する ~~

 

ラグビーの用語として「One for all, All for one」は有名な言葉ですが、その意味は「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」と訳されるのが正解のようです。その一つの目的の部分をfuture(未来)に変えさせて頂き、今年のクラブスローガンとさせて頂きました。

『一人は皆のために、皆は未来(明日)のために』

~~ 私達は未来(あす)に向けて奉仕する

We Serve 「我々は奉仕する」というモットーは理解できても、奉仕の内容は、国際協会から地域のライオンズまで様々です。でも共通といえることはその目的が「未来のため」「未来に向けて」ということであれば、非常に分かりやすいと思っています。なぜ、今そこにこだわるかというと私たちにはメンバーを増やしたいという基本方針があります。そのためにはメンバー全員が会の目的を理解し、会の価値向上に向けて日々行動しているということが必要なのです。現役のメンバーはなんとなくライオンズの良さを自分なりに理解していても、部外者から見れば、目的がはっきりわからず、自分がそこに入会する意義を見出せなければ、残念ながら人は参加しません。

会の目的を確認しあい、会の価値向上に向けて行動する。

新しいメンバーを勧誘するためにも、我々自身がライオンズの良さを確認しあうことをあえて取り組ませて頂きたいと思っています。

入会してくださる方は会の目的の賛同者です。価値があると認識してもらうには自らが勧誘者として会の目的、価値を伝えることができるかが重要なことだと思っています。

 

国際協会の視野とローカルライオンズの視野は少しずつ変わってきているのか?

これは国際会長によっても違うかもしれませんが 100年を経過した国際協会も変わろうとしているのも事実でしょう。毎年、トップの変わる組織は時代をリードしていくには不向きで、普遍的な大儀をモットーとしていると言えます。それがWe Serve 「我々は奉仕する」であり、「ライオンズクラブを通じて、ボランティアに社会奉仕の手段を与え、人道的ニーズを満たす・・」となっています。若干上から目線ではありますが、「グローバル・リーダーを目指す。」ことを主眼と置いている国際協会にとってはステータス的な要素も必要であるといえるのでしょう。

しかし、現在のローカルライオンズクラブは、金銭的な奉仕というよりも、地域が必要とする伴走的な奉仕や自らがボランティアとなった活動が増えてきていると言えます。継続的なこのような活動は非常に大事なことですが、固定的になりすぎるとせっかくの活動がNPO的となり、会の魅力を減退させることにもつながって行くような気もします。

そこで、国際協会が打ち出しているのが、GAT(グローバルアクションチーム)というプログラムなのでしょう。画期的な奉仕活動のすすめ(GST)、リーダーシップの育成プログラム(GLT)、会員増強プログラム(GMT)という根幹をなす活動を進め、その活動チームをクラブ会長は取りまとめ、会のボトムアップと奉仕への熱意を新たに燃やさせ、会の活性化に繋げなさいということのようです。

『効果的な奉仕事業を行えば、現在の会員がライオンズへの情熱を新たにするきっかけになります。また、未来の会員が、地域社会でクラブの活動を直接見たり、グローバルな影響について学んだりする機会にもなります。こうして、新会員は増え、既存会員はライオンズに留まるのです。会員は奉仕とともに成長します。ダイナミックな奉仕事業、プログラム、そしてクラブづくりを実現するためには、有能なリーダーが必要です。』というのが国際協会の考えなのです。

これらの文言から国際協会は決して今のローカルライオンズクラブの現状を見ていないわけではないということが言えますが、その理想の実現はそう簡単ではないということが言えるのではないでしょうか。100年を超えた世界組織も変革の時代に入ってきたのだと思っています。

話は長くなりましたが、最後に、国際協会の一員として、私たちのクラブの活性化のために何をするのかが、今年を任された役員の使命となった訳です。決して大きなクラブではないので、無理はできないと思いますが、「効果的な奉仕事業」を1つのキーワードとして、これからのクラブの魅力増進のために、走りながらですがその答えを見つけていきたいと考えます。

本年度、1年間よろしくお願い申し上げます。

 

 

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