2024年7月 ~ 2025年6月 のアクティビティ
●受講生が二万人を突破薬物乱用防止教室
薬物乱用防止教室の出前講座の受講生が、2万人を突破しました。もちろん道内ではトップで、全国でも上位に入ります。
薬物教室は、2010年からスタートしました。受講生は、札幌市内の小学校の6年生が中心で、2校から始まり、6校、8校と増やしていきました。最初の2校の子どもの内、2人の男子生徒が、薬物教室の感想文に、「私は薬物をやろうと思っていました。薬物はダメ。ゼッタイ。の話しを講師から聞き、止める事にしました」と、書きました。私は驚き、小学校全校で薬物教室を開くべきだと、強く思いました。
開催校の校長、教頭先生の春の異動先を調べ、赴任先での開催をお願いして、増やしていきました。2023年度で196校19859人になりました。
今年度に入って西区八軒小76人、山の手小80人で計156人、2万15人になりました。
札幌市教委が「薬物教室は必ず開くように」と通達を出し、開催しやすくなりました。講師役は、会員で認定講師を受けたメンバーが学校を手分けして担当しています。2万人は、メンバーの地道な努力でつかんだ「金字塔」です。
ライオンズクラブの奉仕活動の根幹は、青少年の健全育成です。少子化の折り薬物教室は大切な奉仕活動だと思っています。1期生は14年が経ち、26歳になっています。社会で大いに活躍していると思います。
元会長 森 一男
●札苗北小学校薬物乱用防止教室
今年度、初の開催、2時間授業
札幌市内の小学校では、子どもらが一番多い、東区の札苗北小学校(岩野晃校長、児童1070人)で、10月29日、薬物乱用防止教室が開きました。今年度初めての開催で、普通は1時間授業だが、2時間と2倍。受講したのは、6年生177人で、講師は石山栄次でした。石山は、当クラブのメンバーで、上白石小の教諭だった。札苗北小の森剣次教頭が、上白石小の先輩後輩の中で、出前授業が実現しました。校長と吉田英則当クラブの薬物乱用防止委員長の話しがあり、「薬物乱用は、ダメ。ゼッタイ。」のDVDを見て、乱用防止のポスター作りに取り掛かりました。
体育館で5クラス単位に座り、5人で1グループずつを編成。紙に薬物の種類とダメージを受ける人体の部位を書き込みました。「覚せい剤 幻想・フラッシュバッグ」、「大麻 肺ガン」、「シンナー 歯がボロボロ・生殖器」と自分の考えを記入しました。ポスターの大きな台紙に張ってゆく。役割分担で決められていて担当者が、発表しました。普通の1時間授業より、突っ込んだ内容となり、子どもらは、薬物の怖さを認識していました。2時間授業は、今年度開催の23校のうち、札苗北小と上白石小の2校だけ。 28日には、道北の中頓別中でも須藤春樹、吉田の2人が、母校で薬物教室を開き、母校へ恩返しをしました。
札苗北小に参加したのは、L石山、L吉田、元会長のL小林、L森の4人です。
L 森 一男
●シニア農園の大根収穫
10月20日は収穫日ですが、前日から当日朝迄霰が降り、中山峠は夏タイヤで行けるだろうかと心配をしていました。先発のメンバーから中山峠は乾いているとの連絡が届き、ホッとしながら留寿都へ向かいました。10月は中旬となれば温度も下がり、峠の紅葉もすすんでいましたが良い天気で大根収穫ができました。39名の参加者で、中央Lの方達もお手伝いに来ていただき、1430本を収穫しました。今年も大きくみずみずしい大根で、子ども達がスポッと抜けるのを楽しんで沢山お手伝いをしてくれてとても助かりました。これらの大根は札幌育児園50本、光の森学園300本、あかね食堂(子ども食堂)50本に届けさせてもらいました。自宅では早速、ふろふき大根、大根サラダ、大根葉のキンピラを作り、美味しくいただきました。春から種植え、収穫と全て天気に恵まれ、沢山の収穫ができましたことに感謝します。
吉本ご夫妻どうもありがとうございました。
そして美味しくいただけて幸せです。ご馳走様でした!
MC委員長 小林八重子
●山の手南小学校の薬物乱用防止教室
山の手南小学校の薬物教室を、10月17日に開きました。講師のL鶴谷は、自作のDVDを上映、子供らが、食い入るように見ていました。L吉田委員長が、購入に力を入れた薬物の標本を会場から出る子供らに、L須藤会計が初めて展示、食い入るように見ていました。L平館会長の挨拶があり、L石川が初参加でした。菅野校長はDVDあり、お話しあり、寸劇あり、シユプレヒコールありと、プログラムが多彩で、良かったと、評価して頂きました。L森の子どもたちをひきつけて離さないパフォーマンスとシユプレヒコール。45分が、あっと言う間に過ぎていました。
ダメ。ゼッタイ。たくさんの子どもたちに残るこの言葉は、今年の6年生にもしっかり伝わったと思います。L鶴谷のお話は、最新のデータやトピックスをあげ、見える化されてるのも素晴らしかったですが、何より優しい口調と「眠いのかな?」と言う問いかけから真剣さが伝わり子供達の集中する姿に変わりました。子供たちが興味を持って楽しい雰囲気を作れたのは、何より、やり甲斐有りますねっ、未来の子供たちの為に皆で頑張る意欲が湧きました。
MC委員長 小林八重子
●山の手小学校に版画を寄贈
校舎の新築を祝って、札幌市西区の山の手小学校(谷寧校長)に、10月16日、版画を寄贈しました。版画の作者は、北海道の版画界の第一人者・藤倉英幸さん。JRの月刊車内誌の表紙を32年に渡って書いており、道内ではお馴染みの作家です。
同校では、薬物乱用防止教室とキャリア教育を8年前から、開催しており、当クラブと、深い絆で結ばれています。贈呈式では、当クラブの平館圭介会長から、谷校長に、版画を手渡しました。作品は、道北の利尻富士。たくましくそびえ立つ姿が、力強く表現されており、見る人に癒しを与えています。
贈呈式には、元会長の松田、荒川、森も同席しました。メンバーの一人は「子どもらが、たくましく成長して、勉強も日本一の富士のように上位になると良いです」と話していました。
谷校長は「素敵な作品をありがとうございます。記念になります。校長室に飾り、先生や子どもらにも見て貰います」と、喜びを語っていました。
この後、松田講師が、薬物乱用防止教室を6年生対象に開き、子どもらは、薬物の怖さを認識していた。 特別理事 森 一男
●豊平川河川敷の清掃アクティビティ
10月5日豊平川河川敷のゴミ拾いにL平館会長とL小林MC委員長か参加しました。好天の青空のしたで心地よく夢中で作業をしていました。気が付くと中洲には一羽の白鷺が佇んでこちらを見て目が合い感動しました、サケも喜んで帰って来ていると思います、爽やかな素適な空間にこれからは、ゴミを河川敷に捨てる人はいないでしょう。
MC委員長 L小林八重子
●今年度のトップを切って八軒小学校で薬物乱用防止教室
薬物乱用防止教室が、今年度のトップを切って札幌市西区の八軒小学校で、10月3日に開かれました。会場は、多目的室で、受講したのは、6年生が約80人。今野利泰校長が「危険な薬物との出会いが、将来、ないとも限りません。仲の良い友達、先輩に誘われるかも知れません。断わり方を学び、今日の学習を思い出してください」と話しをしました。
当クラブの平館圭介会長が「ライオンズクラブは、世界最大の奉仕団体で、133万人の会員がいます。日本には9万2千人です。グミをあげると言われても、本物か悪い物か、立ち止まって考えてください」と挨拶。
DVDを15分見ました。「薬物に手を出すと、妄想や幻覚を起こし、依存症になる。インターネットやSMSで情報が、はんらんしていますが、ごまかされないようにしてください」と、注意を呼びかけました。
講師で会員の花田ゆかりが「かぜ薬なども、決められた量を飲まなくてはダメです。薬物を乱用すると、脳がこわれます。私の友人で、シンナーをやり亡くなりました。乱用すると重い罪を受けます。日本は、無期懲役ですが、中国、韓国などでは死刑になります。ダメ。ゼッタイと断る勇気を持ちましょう」と、子どもらに訴えました。
その後、売人に扮した会員が、子どもらに薬物を密売する寸劇をやりました。
今年度は、23小学校で開催、市内の小学校196校の1割以上になります。子どもらに、薬物の怖さを話し、健康に成長する事を願っています。
特別理事 L 森 一男
●シニア農園収穫祭
去る9月29日、晴天のなか吉本農園でカボチャ、坊ちゃんカボチャ、さつまいもの収穫とジャガイモの箱詰め作業を行いました。当日は札幌育児園の園祭とも重なっていたため、サッポロシニアのメンバーとお手伝いしてくれた親子連れ、子ども達9人、合計38人で行われました。
カボチャが大収穫で300個を超える量が取れました。坊ちゃんカボチャも足元を見ると沢山生っていて一つ残さず取ろうとと皆さんで収穫に励みました。天気が良いため、すぐに額や背中に汗が流れ爽やかな風が心地良かったです。今年初めてのさつまいもですが、まさに芋蔓式というように、沢山のさつまいもがなり、両手ぐらいの大きなものから、細いものまであり大人も子どもも夢中になって掘りました。大きなさつまいもが埋まっていると、どうしても収穫したくて周りを掘り進めてやっとの思いで取れた時は達成感いっぱいです!その後、皆んなで一列に並んで、カボチャリレーをしてカーゴに貯めました。同時にジャガイモが160個の箱詰め作業があり、それらを札幌育児園200キロ、光の森200キロ、子ども食堂へと寄付しました。同様にカボチャもやさつまいもも届けることができ、少数精鋭でしたが無事収穫ができたことに感謝です。
収穫したカボチャとさつまいもは2週間ほど暗所で寝かせておくと美味しくなると聞きました。食べるのが楽しみです!
MC委員長 L小林八重子
●育児園祭が、5年ぶりに復活
児童養護施設「札幌育児園」(札幌市南区藤野、千葉徹理事長)が、9月29日育児園祭を開きました。コロナで開催が出来ず、5年ぶりの復活劇。秋晴れに恵まれ、参加者の笑い声が、青空に吸い込まれた。
オープニングの演奏は、南陵高校OBの「くまざさ吹奏楽団」。妙なるメロディーが流れ、よさこいソーランの演舞。腹話術ショーがあり国際的に活躍している「チビユニティ」のダンスが披露された。10人のメンバーと育児園児が、切れきれのパーフォーマンスを披露、会場は、手拍子で最高に盛り上がった。
会場には、出店が並んだ。札幌コスミックシニアライオンズクラブが、販売するチキチキボーン(150円)フライドポテト(100円)、果物、ジャガイモ。
格安の果物は、早目に売りきれた。焼きそば、たこ焼き、焼き鳥もあり、どのブースも人の列。
卒園児らも加わり、あちこちに談笑の輪が出来、再会を喜んだ。さながら同窓会の感があった。
千葉理事長は「職員約25人のうち、3分の1は育児園祭が初めての体験。園児も24人と以前の4分の1に減りました。予想以上に盛り上がり良かったです」と、喜びの声。
出し物の最後は、沖縄出身で狸小路5丁目で、店を出しているトニーさんが、沖縄民謡の演奏。「素晴らしい園祭です。来年も会いましょう」と、感動的な言葉を残し締めくくった。温かい家族的な園祭は、3時間半で幕となった。
私どもサッポロシニアライオンズクラブは、育児園と20年交流しており、園児の成長と幸せを願ってきました。協賛金をして社会奉仕活動に参加できる喜びを味わった園祭になりました。
●楽しかった農園収穫祭
9月8日 (日) 地元の協力を得て、サッポロシニアライオンズのシニア農園で農園収穫祭を行いました。ライオンズクラブメンバー大勢参加で大賑わいでした。
子供達にジャガイモはこの辺有るかもねっ、手で掘ってごらん・・・・あっ 有ったぁ~土の中からゴロゴロ出てきたぁ~ 大人でも子供でも最初に土の中から見たジャガイモ感動しますよねっ、家で煮て食べると畑が目に浮かび、今まで食べた事無いような美味しさに感動しますよっ、
トウキビはもいで、その場でガブリと食べると、本当に甘くておいしいですよっ。こんなに美味しいのスーパーでは探すの難しいですからねっ、ホームページ見た方、ライオンズクラブで一緒に羊蹄山見ながら青空の下で一緒に子供たちと幸せ感じませんか?
●洞爺シニア農園トウキビ大豊作
8月末は天候の悪い日が続いてましたが、9月1日(日)は爽やかな秋晴れの中、羊蹄山のふもとシニア農園でトウキビの収穫が行われました。今年は、9月8日にジャガイモとトウキビの収穫祭を予定してましたが、猛暑が続きトウキビが早く熟し大豊作で一週間後では実が熟し過ぎて、今日が一番美味しいとのお知らせを受けました、そこで子どもを含めて19人が参加しました。青空の元、トウキビ畑が遥か遠くまで続いてました。吉本農園ご夫婦のご支援に感謝するとともに、収穫の指導を受けて、1本から2つのトウキビがなり、1番目のヒゲに黒い太いものから丁寧に収穫しました。天気が良く全員汗まみれになり1時間ほどで850本を収穫し、札幌育児園と光の森学園へ300本寄贈しました。残りは参加したメンバーがありがたくいただいてきました。早速家庭で茹でて子供達の笑顔を思い浮かべながら食べましたが、朝取るトウキビは本当に甘くて美味しかったです。
来週はジャガイモ収穫祭です。また皆さんで楽しくジャガイモ掘りをしたいと思います。
天気が良くなりますように!!
●未来を担う体験事業の活性化
ライオンズクラブ地区年次大会で地区最優秀賞受賞に貢献した、あぐり支部・クエスト支部の今年度の活動を開始しました。あぐり支部はアグリカルチャーの体験で子供達と種の植え付け、収穫、料理、会食を実感し楽しみます。クエスト支部は子供若者の未来が健やかに成長を願う「心理社会的能力」を高める総合プログラムです。
8月9日(金)に、あぐり支部.クエスト支部合同勉強会兼会議を行いました。あぐり支部から2名、クエスト支部から4名、平館会長、須藤会計、吉田元会長、連絡員2名の合計11名が参加しました。吉田元会長から支部結成の経過と今後の活動についてな説明があり、その後自己紹介を含め交流の時間となりました。9月からトウキビ、ジャガイモ、カボチャ、大根の収穫と行事が続きます。またライオンズクエストについても10月に開催されるため、参加していくように話し合いました。また、新たにあぐり支部に新メンバーが加わり、今後の活動が楽しみです。
2023年7月 ~ 2024年6月 のアクティビティ
●澄川小学校でキャリア教育
心・技・体の必要性
新年度初の「キャリア教育」が、6月20日に札幌市南区の澄川小学校で開かれました。自分の職業体験を語りながら、将来の職業選択の指針にして貰う出前授業。生徒は6年生80人。今回の講師は、読売新聞の記者をしていた森一男(86歳)。
プロの選手もサラリーマンも「心・技・体」が必要です。心を磨き、技術を高めるため練習をし、強い体を作る事が大事です。「日ハムの選手の表現の舞台は、エスコンフィルードだし、記者の仕事場は新聞そのものです」。
講師が、36年間の記者生活で経験したビッグなニュースについて話しました。昭和47年の札幌オリンピックの70㍍級ジャンプでメダルを独占、52年の有珠山の噴火、56年の北炭夕張の炭鉱事故、60年の群馬県御巣鷹の尾根で520人が亡くなった日航ジャンボ機の大惨事。
「有珠山は、明治になってほぼ30年に1回噴火しています。一番、新しい噴火は2000年なので、24年が過ぎ、あと10年もすると噴火します。有珠は、正直な山です」と紹介。
日航ジャンボ機事故では、上野村の民宿に取材本部を設け、前線デスクとして、夜にミーティングを開き、「罪のない人が殺された。2度と同じ事故が起きないように取材をし、明るい社会にしよう」と訴えました。
最後に、「努力はウソをつかない。天才に勝つ」。努力の必要性を話し、自分の好きな道を歩もうと話し、子どもはうなずいていました。
● 洞爺シニア農園奉仕活動
6月9日に今年も楽しいアクティビティとして、洞爺シニア農園で観桜会、農園作業をLC参加メンバー33名(内コスミック8名+子供4名)、「札幌育児園」関係11名、(園児7名) 参加、送迎用に営業車を用意して安全安心の企画で、合計44名の参加をして楽しみました。アスパラガスの収穫、ジャガイモの種植え、サツマイモの種植え、坊ちゃんカボチャの種植えなど秋の収穫際を楽しみに皆さん一生懸命働きました。これも奉仕活動に理解の深い留寿都村村長、吉本農園ご夫妻の絶大なるご協力のお陰と感謝しました。
● シニアライオンズクラブ全国大会
「第9回全国シニアフォーラム IN OSAKA」が、3月26日に大阪・天王殿で開かれました。全国の13クラブから88人、一般ライオンズクラブからと来賓も含め約100人の参加で交流を深めました。札幌からは、9人が参加しました。一昨年、札幌で開催予定でしたが、コロナのため書面だけのフォーラムになり、対面形式は、2018年の豊田依頼6年ぶりになります。開催の母体である日本シニアライオンズクラブ連絡協議会の結成後20年の記念大会になりました。
フォーラムでは、物故ライオンに黙祷を捧げ、実行委員長のL土口哲光が歓迎のあいさつ。代表幹事のL吉田英則(サッポロシニアLC)が「連絡協議会が誕生して20年になりますが、老齢化が一段と進み、退会するメンバーも多くいます。これまでのようにフォーラムの開催は難しく、加盟クラブの例会に出席するなど交流会形式にして、友情、親善、相互理解を深めて行きたいと思います」と、挨拶しました。西尾良典地区ガバナーの祝辞があり、顕著な活動をした大宮シニアとサッポロシニアの2クラブにクラブ表彰、9人に個人表彰が贈られました。代表幹事が、L吉田から大阪シニアのL田中義秋に引き継がれた。
次に基調講演に移り、日本ライトハウスの橋本輝夫理事長が、盲導犬の訓練の様子を話し、出席者に感銘を与えました。続いて当クラブのL森一男が「薬物乱用防止への道」と題して、2010年から始まった防止教室の経過や教室開催のアプローチの仕方、感想文の礼状など独自の取り組みなどについて語りました。13年間で174校で開催、18050人の子どもらが受講、薬物防止に大きな成果を上げていると話しました。まだ、薬物教室を開いていないクラブもあり、刺激を受けたようです。
懇親会に移り、会場には能舞台もあり、大阪シニアの会員が山伏姿で狂言を披露、きりしまシニアLCのL深川真里が、日本舞踊を舞い、喝采を浴びた。
翌27日は京都に足を伸ばし研修旅行。大阪シニアのメンバーで、東寺の住職でもあったL土口が日本一高い五重の塔の内部など、普通は入る事が出来ない場所も案内してくれました。国宝の仏像など25体がある世界遺産。参加者は、深い感動、感銘に浸りました。充実した二日間になりました。
● 未来を築く教育に情熱活動開催
2月15日に札幌もいわライオンズクラブにL森、L小林がご招待されました。
昨年10月10日に開催されたライオンズクエストセミナーで、もいわライオンズクラブの荒屋理恵会長とお話しをする機会があり、1月6.7.8日のライオンズクエストワークショップ&フォローアップにお誘いし意欲的アクティビティとなりました。 そこでこの度、L森とクエスト説明員のL小林がお伺いすることになりました。コロナ禍以前はクエストについて他クラブを訪問することがあったのですが、久しぶりの訪問となりました。
L森の第4代クエスト委員長のお話しなどからクエストの変遷を語って頂きました。また、L小林からはライオンズクエストについての説明をさせていただき、皆さんに大変熱心に聞いて頂き、今年のライオンズクエストワークショップに多くの方が参加してくださるようお誘いをしてきました。
幹事 L 小林 八重子
● 薬物乱用の出前講座22校の最後を開催
薬物乱用防止教室は、今年度22校で開催、最後の締めくくりが、2月16日札幌市豊平区の平岸小学校で開かれました。卒業を目前にした6年生115人が参加、講師はL合田由美子。冒頭、佐藤達也校長が「ライオンズクラブの皆様は、社会に役立つ取り組みをしています。今日は、大事な話しですので、真剣に聞いてください」と、挨拶をしました。
DVDを15分、見ました。「薬物は怖いです。甘い言葉に誘われ、後悔しないように生きてください。将来の夢実現のため、前へ進んでください」と、子どもらに、語りかけました。
合田講師が「お薬は、決められた量を飲むようにしないと乱用になります。 一度壊れた脳は、元に戻りません。人に危害を加えたり、犯罪を起こしたりします。乱用すると重い罪を受けます。ダメ。ゼッタイと断る勇気を持ってください」と訴えました。
薬物を密売する寸劇を、子どもらの代表6人にしました。「これ、飲んだら痩せられてスリムになるよ」、「よく寝れて、勉強も出来るようになるよ」と、会員がニセの売人になり誘うと、「痩せなくて良いです」、「勉強は出来ます」ときっぱり断っていました。最後に、「薬物乱用は、ダメ。ゼッタイ」と、3回シュプレヒコールをした。
今年度の薬物乱用防止の出前講座は、昨年10月16日の西区山の手小学校から始まり、ちょうど4か月のロングランで22校全部を終わりました。2010年度から始まった薬物教室も22校は初めてです。
市販薬を大量に飲むオーバードーズが、叫ばれ、小学生にも危機が迫っています。内臓にも負荷がかかり、依存性があります。ライオンズクラブは、子どもらが健全に育つように、薬物乱用はダメ。ゼッタイをこれからも叫んで行きます。
● 厳しい環境で献血活動
2月5日に「さっぽろ1.000人献血Week」がイオンモール札幌苗穂で行われました。13時半から14時半まで、献血協力者2人、呼びかけ7人合計9人で参加しました。昨年は風が強くとても寒かったのですが、今年は天気も良く陽射しが暖かく背中に貼ったカイロが熱いくらいでした。
入り口で呼びかけをしたのですが、なかなか皆さん興味を持ってくれる方が少なくて献血を確保するのは大変なことだと実感しました。
2月5日札幌パークホテルにて2023-2024年度ライオンズクラブ国際協会331ーA地区「第三回キャビネット会議」において、アワード授与を受けました。
2022-2023年度に前会長L吉田英則が、会員増強として2つのクラブ支部を結成し、LC IF寄付、薬物乱用防止教室19校、献血呼びかけ推進月間で献血者に卵20個進呈、シニア農園の収穫物を児童養護施設や子ども食堂へ食料支援などを行い、クラブ優秀賞を受賞しました。
その功績が今回のアワード授与に繋がりました。
● 会員2人に、「クラブ活動功労賞」を贈呈
クラブの規約により、1月16日の例会で、2人にクラブ活動功労賞が贈られました。クラブ結成25年で、これまでに2人にしか贈られていない価値ある賞です。一人は、国際協会活動資金づくりで世界4位の好成績を挙げたL長澤大七(故人、当時はライラックLC所属)とクラブの初代シニア農園長で元会長のL高橋利明(故人)。クラブから新たに贈呈されたのは、現在のクラブのシニア農園長で、元会長のL松田純一とクラブに初めて2支部づくりに大きく貢献したL須藤和夫の2人です。
L松田 純一 2023年9月、留寿都村の吉本農園で開かれた当クラブ25周年、札幌コスミックシニアLC20周年の合同結成記念式典は、異例の屋外で開催、経費節減にもつながり、大成功を収めました。
何もない吉本農園の広場に、式典のミニ舞台が誕生、参加者をあっと言わせました。椅子は、ビールケースを逆さまにして使いました。感動と驚きの光景でした。
L松田が、吉本農園長と綿密に打ち合わせ、周到な準備を重ねた結果です。出席した鶴嶋浩二国際理事、設楽幸子地区ガバナー、全国から参加したシニアLCのメンバーも絶賛の声を贈っていました。結成式典は、ホテルで開催するのが主流。屋外の開催は、新たな歴史を紡ぎました。
L須藤 和夫 2支部づくりの原動力になりました。会員の老齢化が進み、シニア農園の収穫作業にも支障を来たしています。若い会員を支部のメンバーにして、戦力になってもらっています。バレイショ、カボチャ、トウモロコシ、大根の収穫で威力を発揮しており、メンバーは助けられています。農産物は、一部を販売、活動資金に。札幌円山動物園、子ども食堂らにも寄贈しています。
もう一つの支部はライオンズクラブのライオンズクエストの事業に特化して、研修会の参加者集めに貢献しています。支部の誕生は、クラブ結成以来初めてです。今年度の地区年次大会で地区最優秀賞を受賞するパワーになっています。
2人には竹下明美会長から表彰状と記念品が、贈られました。活動功労賞が、毎年贈られて、クラブの奉仕活動に弾みがつけばと思います。
(結成時からのメンバー L森 一男)
● 教育の新しい手法を学ぶ
キャビネットの「ライオンズクエスト授業(LQ)」のワークショップ(WS)が、1月6日から3日間、札幌の「かでる2・7」で開かれました。保育士、大学生、ライオンズクラブの会員ら23人が参加しました。子どもらに、ライフスキル(生きる力)を身に着けさせるためには、どんな教育手法が良いかを学びました。講師は、東京から来た認定講師の篠田康人さん。巧みな話術で受講生をひきつけていました。
参加者が、意見をぶつけ合いながら、ポスター作りをするなど、実践型の学び。
「安全で安心な学習集団づくりが大切です」「あなたと居て良かったと言われる人になってください」と篠田さんは訴えました。
3日目は、フォローアップで薬物乱用防止がテーマ。子どもらは、最近、薬物へ関心が強い。薬物に手を出すと、被害を受ける人体の部位も学んだ。
薬物への断り方の一つとして、提唱されたのは、「いかのおすし」。いかない、のらない、大変と叫ぶ、すぐ逃げる、知らせるの頭文字から取った。子どもらが、誘われるケースも多く、断る言葉は、小さい時から身に着けて置く事も大切と強調した。
受験生の感想文には、「来る前は苦痛だったが、楽しく勉強になった」、「人見知りだったのが、少し解消された」、「笑顔あふれる教育現場を構築していきたい」、「今回の学びは子どもばかりでなく、保護者にも活用したい」と好印象を持った参加者ばかりだった。3日間、新しい風を受け、学ぶ点も多く、教育現場へ帰った。
● 在札38ライオンズクラブ合同新年交礼会
令和6年1月4日 札幌パークホテルにて、ライオンズクラブ国際協会331-A地区在札38ライオンズクラブ合同新年交礼会が、当番クラブ「札幌クラークライオンズクラブ」(合同新年交礼会実行委員長L大石幸弘)のもと盛大に行われました。 地区ガバナーL設楽幸子の年頭挨拶、そして来賓の挨拶で、北海道知事 鈴木直道様、札幌市長 秋元克広様、ライオンズクラブ国際協会 国際理事 L鶴嶋浩二のご来賓ご挨拶がありました。まず、能登半島地震や、日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故に触れ「私たちも、できることをしたい」と述べました。また、今年を「特別な年」と位置付け世界は変わる進化の活動を期待しますとの言葉を頂きました。当クラブからは、13名の参加で新年の祝いを満喫しました。
● 令和5年度最終薬物乱用防止教室
12月21日令和5年度の薬物乱用防止教室最終回は、西岡小学校でL合田が担当講師をし熱情を込めて「薬物をやらないための3つの注意点」を説明しました。
1,乱用すると最悪の場合、死んでしまいます。怪しい物には、手を出さないのが肝心です。
2,薬物を使用すると、周りの人に迷惑をかけます。自分自身で使うのだからオレの自由だ。大き なかん違いです。
3,青少年の4人に1人は、薬物に誘われると言われます。薬物に誘われたりしたら、親や学校の 先生、周りの人と相談してください。一番、大事なことは、「ダメ。ゼッタイ。」と、断る勇 気を持つことです。
そして、薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ」を3回叫びました。
● クリスマス例会
12月19日 591回クリスマス例会が盛大に行われました。過去最大規模のアクティビティとなった薬物乱用防止教室や愛キャリア教育の実績、継続しているシニア農園の功績の紹介、またプレゼント交換イベントなどで楽しみ、加えて頼もしいゲストの紹介で明るい未来を感じました。紹介ゲストは、武田 信男 様とシニア農園活躍の熊野御堂 恵 様 です。
武田 信男 様は、L須藤の同窓生で、数年間アフリカでJICAでお仕事をされていましたが、西アフリカが起源と言われる伝統楽器のジャンベ(打楽器)に強い興味を持たれて、ご自分が体験実習されて、この度ライオンズクラブの例会で演奏されました。アフリカでは、感謝、冠婚葬祭、宗教上の祭事や儀式、イベント等では欠かせない楽器との事ですが、初めて聞く高音でリズムカルな響きに会場の全員がアフリカ伝統楽器に大きな感動と興奮を得ました。
● 市教委の人事は、味なやり方
薬物乱用防止の出前講座が、今週は3校で開かれました。13日の北区の新琴似西小学校(八田博之校長)と豊平区の平岸西小学校(越野宗丈校長)、14日の西区八軒小学校(今野利泰校長)。
越野校長は、今春まで新琴似西小の校長。平岸西小は、2010年に当クラブが薬物教室を、2校から始めた時の1校。大切な一期校です。7年開催して一時、中断していて、今年、復活した事になります。札幌市教委の人事は、薬物教室の絆を強めてくれていて、ありがたい話しだ。
3校とも、DVDを見て、それぞれの講師が、薬物の怖さを6年生に話した…3校の子どもらは、動画を真剣に見て、話しを熱心に聞いた。平岸西小と八軒小では、薬物の断り方を寸劇で学び、「大きく成って誘われたらこうやって断われば良い」とハダで感じていた。「薬物乱用は、ダメ。ゼッタイ。」を3回シュプレヒコールして、胸に刻んだ。
八軒小の講師花田ゆかりは、初めてのチャレンジ。子どもらに問いかけ、答えてもらったりして、一体感。会場の雰囲気もフアミリー的で、ベテランの味だった。
● 結成25周年例会
11月21日 589回 結成25周年例会をL渡邉一弘ゾーンチェアパーソンに訪問頂き開催しました。1R1Zゾーンチェアパーソン渡邉一弘が、サッポロシニアライオンズクラブのアクティビティについて前例のない高い評価と話されました。とくに薬物乱用防止教室は年間22校、シニア農園の育児園の子供達と一緒に畑仕事、愛キャリア教育、他多くの活動に尊敬の念を話されました。
吉本農園ご家族の参加頂きシニア農園の本当に心からの協力に感謝するとともに今後のアクティビティの継続協力を依頼した事に賛同頂き参加者の感動を得ました。また、マイルストーン・シェブロン・アワードの贈呈を5名が受けてライオンズロアーでウォーッと雄叫びをし感謝の気持ちを伝えました。
● 薬物乱用防止の強調週間
11月27日からの週は、当クラブ推進目標の薬物乱用防止強調週間になりました。27日の月曜日は、白石区の上白石小、火曜日は北区の新琴似西小(インフルエンザの風邪のため延期)、水曜日は南区の駒岡小、木曜日は白石区の幌東小、金曜日は西区の二十四軒小でした。6年生の保健体育の授業で「薬物」のカリキュラムがあり、この期間に学習します。クラブとしても学校側の希望に沿うかたちで出前授業を開いています。駒岡小の講師はメンバーの中岡朋子。特認校のため、6年生は14人。うち3人が、カゼで欠席。学校と自宅がオンラインで接続、タブライドを見ながら子どもらは、勉強しました。岩村鋭介校長が「大麻グミなどが、今話題になっていますが、命を守る大切な授業です。一生懸命、勉強してください」と冒頭、話しをしました。15分、DVDを見た後、中岡講師は「今、若者が乱用している大麻は、自然になっている。薬物に手を出すと、脳がやられ、皆さんの夢が壊されてしまいます。注意してください」と、怖さを訴えました。密売人にふん装したメンバーから、薬物を売りつけられる寸劇もやり、はっきり断っていました。自然に恵まれた小規模校らしく、子どもらは元気で活発でした. 幌東小は、初めての開催。川口玲子校長が「ちょっとぐらいならば、大丈夫だ。甘い考えが、大変なことになります。自分の体を守るためにも、しっかり学んでください」と話しました。DVDを見た後、森一男講師が「薬物を1回でもやると、依存症になり、止められなくなる。薬物を欲しさに犯罪に走り、家族、学校、周辺の人にも迷惑を掛ける。ダメ。ゼッタと断る勇気を持ってください」と語りました。質問も沢山あり、「自己肯定感を高めるには、どうしたら良いですか」などと、聞いていました。