LIONS CLUB 国際協会331-A1R1Z
札幌赤レンガLIONS CLUBの活動特色
札幌赤レンガライオンズクラブは、2013年の10周年記念として締結された、「札幌市との連携協定」を締結している点が特色です。この協定に基づき、札幌市内の公園を中心に「桜の木1000本植樹事業」をはじめとして、札幌市内の約10校の小学校で毎年薬物乱用防止教室を開催。また、弱視児童が使用する拡大絵本を毎年作成寄贈しています。さらに、一昨年よりネットマナー教室を希望校にて開催するなど、現在の社会情勢に則した事業を積極的に実施しています。従来からの献血アクト、交通安全アクト等も継続して行っており、様々な社会奉仕事業を実施することで、地域に貢献しております。
札幌赤レンガLCは
札幌市と連携に関する協定書を締結しています
当クラブで継続的に行っている「桜の木千本植樹アクティビティ」、「薬物乱用防止教室開催アクティビティー」など多岐にわたるアクティビティ及び、札幌市円山動物園ウエルカムボードの設置提供、小学校に井戸を設置するアクティビティー等について、札幌市と連携協定の調印式を実施いたしました。
札幌市役所内において、河原博之会長、三上洋右幹事以下クラブ員16名、札幌市副市長「生島典明」氏、札幌市教育委員会教育長「町田隆敏」氏、同教育次長「西村喜憲」氏、札幌市環境局みどり環境担当局長「村山英彦」氏他、多数の関係者が出席し、HBCテレビ局等のマスコミによる取材撮影とともに、開式・趣旨説明を開始、札幌市との連携協定書調印式を行いました。
※役職名は2013年の10周年当時のもの。
その後、テレビ局他による記念撮影、ニュースの収録が行われ調印式は無事終了いたしました。この模様は同日午後18時過ぎからのニュース番組「news1」にて下記の通り放送され、関係各位から反響を呼びました。
■ビデオ映像札幌市と連携協定 http://youtu.be/5w98Nrk7H0w
調印式に臨んだ札幌赤レンガLIONSCLUBメンバーと札幌市生島副市長
調印式に臨む河原会長(10周年時)と札幌市生島憲明副市長
テレビ局の取材陣と調印書にサインし提携を結んだ赤レンガLC河原会長と生田札幌市副市長
調印書にサインし固い握手を結ぶ赤レンガLC河原会長と生田札幌市副市長
連携協定について説明する生島副市長(当時)
札幌市と連携協定HTB北海道放送「ニュース1」
http://youtu.be/5w98Nrk7H0w
小学校へ井戸の設置寄贈事業
協定に基づき市内小学校へ全道初となる井戸の設置寄贈を実施
赤レンガライオンズクラブでは、一昨年に札幌市と協定を締結して、円山動物園入り口に苔の動物モニュメント、桜の木を寄贈するなど社会貢献に努めております。
10周年記念事業としては、北海道内初の災害緊急用井戸を東札幌小学校に寄贈し、札幌市教育長他が参加して井戸の開通式が行われました。子供たちは初めて見る井戸とあふれ出る地下水に大喜び。地域の災害時の緊急避難場所としても利用価値は計り知れないと、学校や市の関係者ほか大変感謝されました。
CN10周年 円山動物園ウエルカムボード
札幌が誇る円山動物園入り口にモニュメントとボードを設置
札幌市と連携協定の調印を済ませ、アクティビティーの一環として、札幌市円山動物園の入り口に、動物園の顔として市民に親しまれるよう、ウエルカムボードを設置しました。
動物園入口から一番最初に目に入ってくる場所に、苔で作成されているキリン等の動物が、数分おきに噴出するミストによって幻想的に苔が維持されるように仕掛けがされており、その後ろに赤レンガLCで「円山動物園」と明記したウエルカムボードを寄贈、設置いたしました。大変面白い仕掛けがされたこの苔のオブジェとウエルカムボードを背景に、沢山の来園者が記念撮影をされており、子供たちが嬉々とした笑顔で喜ぶ姿に目が細まる思いでした。
寄贈したオブジェ ミストが噴出して苔の雰囲気とともに清涼感を漂わすトピアリー
ミストが噴出して苔の雰囲気とともに清涼感を漂わすトピアリー
小さいな子供たちのほとんどが記念撮影して思い出を残していました
桜の木1000本植樹事業
円山動物園など札幌市内に桜の木を植樹する事業
当クラブ発足時からの継続事業をさらに発展的に継続するために、札幌市と連携協定の調印を済ませ、アクティビティーの一環として、札幌市円山動物園や市内の公園に桜の木を植樹を継続しています。このアクティビティーは、札幌市ほかに桜の木を1000本植樹し、緑豊かな桜の花が咲く街にしていこうというスローガンのもと、主要事業として継続しているアクティビティーです。
寄贈した円山動物園入り口のモニュメント前にて赤レンガLCメンバーにて記念撮影
拡大絵本の寄贈
弱視児童向けの拡大絵本を作成寄贈する事業を実施しています
札幌市中心部の中央区にふきのとう子ども図書館があります。
長期入院やハンデキャップのある子どもたちに本に親しんでもらうためのさまざまな活動や子ども図書館の運営が多くのボランティアによって行われています。LIONS CLUB 国際協会331-A1R1Z札幌赤レンガLIONS CLUBでは、この「ふきのとう文庫」さんを心から応援したいと言う思いから、「拡大写本」や「大型絵本」を毎年寄贈しています。
また、同文庫を通じて、札幌市中央小学校の弱視児童教室「ひとみの教室」、北海道札幌伏見支援学校、札幌視覚支援学校にも拡大絵本を作成寄贈しています。
▽公益財団法人ふきのとう文庫 http://fukinotou.org/
▽北海道札幌伏見支援学校 http://www.fushimishien.hokkaido-c.ed.jp/
▽札幌視覚支援学校 http://www.sapporoshikaku.hokkaido-c.ed.jp/
札幌市立中央小学校「ひとみの教室」へ寄贈
ふきのとう文庫に寄贈
薬物乱用防止教室
薬物乱用は、「ダメ!ゼッタイ!」を合言葉に薬物乱用防止を呼び掛ける事業
公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター
http://www.dapc.or.jp/info/h25jigyou.pdf
麻薬覚せい剤など薬物の乱用は、若者の間に急速に広まっています。
日本は覚せい剤の押収量からみて世界で第2番目の汚染国と言われています。高校生はもちろんのこと、中学生・小学生が覚せい剤の乱用で逮捕される事件も起きています。
薬物乱用の無い環境を作り上げるには、薬物の生産、国内への流入、不正取引などを根絶するための取り組みはもちろん必要ですが、薬物の需要を無くすことが最も重要なことなのです。若者に薬物を一度でも乱用させてしまってはもう遅いのです。薬物を乱用しないように薬物の乱用を未然に防ぐように麻薬・覚せい剤の恐ろしさを未だ薬物を乱用していない若者に教えることが必要なのです。薬物乱用防止にとって重要なことは、薬物に汚染されていない、薬物の誘惑が未だ近づいていない中学生・小学生の高学年の子供たちに薬物の恐ろしさ脅威についての正しい知識を身につけてもらうこと。そして、薬物乱用について家庭内での話し合いを中心にして、学校・地域で防止に取り組むことなのです。
私たち札幌赤レンガライオンズクラブは、札幌市の小学校の生徒児童に対して、薬物乱用の撲滅を目指して薬物乱用防止教室講習会を行っています。
※薬物乱用とは、医薬品を医療目的から逸脱して使用すること、あるいは医療目的のない薬物の快感を得る目的で不正に使用することをいい、1回だけの使用でも乱用になります。また、麻薬、覚せい剤、大麻の使用はもとより所持することだけで「犯罪」になります。
平成18年3月より、ライオンズクラブ国際協会330~337複合地区(全国)に対して、内閣府、厚生労働省、警察庁、文部科学省の後援を得て、全国のライオンズクラブが薬物乱用防止教室を実施しております。平成9年(1997)、13年前から(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの指導を得て、目本ではじめてライオンズクラブ国際鴇会330-A地区(東京)では厚生労働省、警察庁、文部科学省、専門医等の専門的視点から、指導を受け薬物乱用防止教育認定講師が誕生し、現在多くのクラブが薬物乱用防止教室活動を行なっております。
《基本理念》
私たち札幌赤レンガライオンズクラブは、地域の子供たちに、薬物乱用の正しい知識を伝えるために各学校にて「薬物乱用防止教室」を実施しております。麻薬、覚せい剤、大麻等の乱用は自分の心や体を破壊するだけでなく、まわりの人達を巻き込んでしまう恐ろしさを映像で見ていただき、薬物の本当の恐ろしさを訴え、「1回だけなら」とか「私はいつでもやめられる」という気持を捨て、「薬物の誘惑に負けない」そして「乱用はゼッタイにしない」という強い自覚を持っていただけるように勉強していただきます。
《講習会実施方法》
お申込を戴きました学校には、お電話をさせていただき、お伺いして事前打ち合わせをさせていただきます。(会場・学年・生徒数・父兄参加の有無等)→→「薬物乱用防止教室」申込書
○講習会及び生徒への教材は無料。(交通費・謝礼は不要)
薬物乱用防止教室講習会の授業風景
小学校での芸術鑑賞会開催事業
情操教育の一環として音楽と触れ合ってもらう事業を行っています
子供たちのための器楽演奏プログラムの企画、学校の音楽担当の先生との綿密な打ち合わせ、子供たちとの合奏用譜面作成とオリジナル曲の作曲など準備を重ねて実施されます。
子供たちも合奏団を編成し、リハーサルを重ねて発表会に備え、生のジャズバンドとの合奏をします。とても上手に演奏する生徒は生き生きとしておりました。高学年全員でリコーダー、鍵盤ハーモニカを演奏、バンドの手ほどきによりジャズのアドリブにも挑戦して見事に演奏していました。
ジャズ発祥の地New Orleansのデキシーランド系マーチング演奏のJazzにはじまり、現代の子供にもわかりやすいアニメを題材としたJazz、そして「情熱大陸」とオリジナルBLUESの全員合奏、本格的なモダンJazz演奏、最後には現代風なbeatのジャズ。beatがハッキリした演奏ではノリノリになって踊りだす生徒がいるなど終始笑顔で演奏会もありました。
札幌教育大学付属小学校で行われた全校生徒向けの芸術鑑賞会は、教育大学講堂で開催された本格的なステージプログラムとして実施されました。プロの音楽家がリズムなどの教育を交えて演奏し好評を博しました。
このような社会奉仕活動を通して健全な子供たちがすくすくと育ってくれることを願ってやみません。また、児童たちの安全確保など学校を取り巻く環境整備もお手伝いできることがあれば今後も尽力したいと考えております。
以上、札幌市立東札幌小学校で行われた芸術鑑賞会の様子
▽北海道教育大学付属小学校より要請を受け、芸術鑑賞会コンサートを実施。出演者は当クラブ第14期会長の松浦 宏治Lとプロの演奏家により実施され、後日、約15万円分の音楽学習教材を当クラブより同校に寄贈しました。
札幌教育大学付属小学校での芸術鑑賞会実施の様子と感謝状
交通安全啓発事業
東月寒地区内の国道36号(東月寒1条12丁目ヤマダ電機~月寒東1条20丁目つきさむ温泉、全長2.5㎞)の沿道で交通安全街頭啓発運動に参加しています。この事業は、まちづくり活動への幅広い参加、協力を推進し、子どもたちを地域ぐるみで支えることを目的としたもので、今年で14回目を数えます。
ネットマナー教室開催による啓発事業
社会問題化するネット問題に取り組む事業
平成29年度はSNSを通じて児童へポルノや児童買春などの犯罪被害に遭った児童は1813件で前年比+77件で、過去最多となってしまいました。
神奈川県座間市に於いて、自殺願望等をSNS上に投稿するなどした女子高校生3人を含む9人の方が殺害される事件が発生したことは記憶に新しいですが、警察庁の発表によると、この事件以外にもSNSで知り合い殺害された女子高生の事件など、SNSの利用に起因した略取誘拐の被害に遭った児童が1年間に20人もいます。
顔が見えないSNSの世界ではなりすましも多く、19歳のイケメン大学生になりすました46歳の男が総計1600人もの児童とやりとりをして、小学生を含む約130人の女子児童の裸の自撮り写真を送信させたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反により検挙された事例もあります。
このような背景から、札幌赤レンガLCでは、第14期(2017-2018)、松浦宏治会長が中心となって「ネットマナー教室」を小学校で開催、その重要性を関係小学校にPRした甲斐あって、当クラブで芸術鑑賞会のアクトを開催した「札幌教育大学付属小学校」より要請を受け、第15期もネットマナー教室を実施することが出来ました。
北海道警察本部及び警察庁の担当部署と相談、実際に少年課で行っている「ネットに関する児童犯罪抑止及び利用方啓蒙授業」の手法を参考にしてくださいとのことで、「警察協会」で企画編集している啓蒙ビデオを主軸に授業概要を構築しています。
主となるビデオ鑑賞は、インターネット利用に係る児童の犯罪被害等防止啓発動画で、学校の授業や非行防止教室等における活用を念頭に、インターネットに起因する典型的な犯罪被害や非行の事例を題材にして、インターネット上の危険性や指導のポイントを示したものです。
SNS等のチャットにおける言葉の使い方によるトラブル、SNSなどで知り合った見知らぬ人に自撮り画像を送信してしまいトラブルに巻き込まれるなど、これらの異なった視点からの「ネットマナー」に関するビデオを2本立てにしてそれぞれを鑑賞。その後に、独自に作成したパワーポイント資料を用いて法律的観点から弁護士後藤Lが解説、また、調査業をしている松浦Lが仕事柄関わってきた内容を交えて解説するというプログラムで実施しています。
以上、札幌教育大学付属小学校での授業の様子
以上、札幌平和小学校でのネットマナー教室の様子